魚を「釣る人」、「釣れない人」

皆さん、お元気ですか？もうすぐ春がやってきますね。今日は、ちょっと腹の立つことがありましたので、書き込みをしたいと思います。
　「マナー」という言葉がありますよね。釣りにもマナーというものがあると思うんです。釣りをするならそういうことも勉強してほしいと思うんですね。
　実は、昨日、職場の釣りクラブの釣行が中止になり、単独での釣行となったんですね。仕事があまりにも忙しいのですが、短時間での釣行といいうことで、市内沿岸部の某所でを選択。風は少し強いものの何とか釣りができる状態でした。一投目からメバルが釣れ快調なスタート…。と思いきやオートリリース。「はあ？」ということで、針を確認すると、もう何回使用したのか分からない古いＪＨでした。自分は物持ちがいいんですね。使える物は徹底的に使用します。針先がもう弱っていたようです。「まっ、いいか。」と継続したのが痛い結果に。何と２投目、「ギュイーン」と結構な当たり。ドラグを鳴らしながら、上がってきたのはまあまあサイズでした。「前回、藻にからまって逃げた奴か。」と思いながらメゴチばさみを取り出そうとしたところ、また、ボヨーンとはずれてしまいテトラの隙間にサヨウナラ…。思わず「あ～。」と声が出てしまいました。針は新しい方がいいですね…。
　でも楽しく釣りをしながら、そろそろ帰ろうかと思い始めた頃…、突然、背中から「ビュ」と大きな音がしたんです。びっくりして振り返ると、何と自分の斜め後ろから自分の仕掛けを投入しているラインにクロスする形で、メバリングを始めた者がいたんです。
　「はあ？」と思いました。どうも若者（わかもの？ばかもの？、失礼）２名が自分を囲む形でメバリングを始めてしまいました。昨年も、全くこちらの存在を無視してメバリングを始めた連中のためにテトラポットから落下し３ヶ月の重傷を負った身であり、本当に礼儀知らずの彼らには腹が立ちます。
　全く自分の存在を無視し、勝手にメバリングをしている連中に、釣りのマナーについて話をするなどという気はさらさらなく、仕掛けを持ったまま休めの姿勢でずっと睨み続けていました。そして思ったんですね。「じゃあ、釣って見ろよ、シロウトが。」仕掛けを操作する動作はあきらかに素人。その釣り方では、メバルは釣れんよ。思った通り、全く釣れません。そこで、彼らが仕掛けを回収後、全く同じポイントに仕掛けを投入。はい、メバルキャッチ。次に彼らが投入。はい、釣れませんね。では、自分が同じ場所に投入。はい、釣れました。またまた彼らが投入。やっぱり釣れません。ええそうでしょうね、よく見ててね、仕掛けを投入。はい、またまた釣れましたよ～。
　そのようなやりとりを何回か繰り返し、やっと彼らは気づいたんでしょうね、自分の存在に（遅いんじゃ！）。「どんな魚が釣れるんすか？」（それを来たときに言え！）「鰺は釣れないすかね？」などなど、まあ普通の青年でした。毎日、このポイントに通っているということで、最後は「頑張ってね」と声をかけましたが、釣りをする以上、「先行者に挨拶をして、先行者に迷惑にならないように釣りをする」というのは最低限のマナーだと思います。魚を釣りたいと思ったら、まずそこから勉強してほしいと思いました。
自分は、昨年、尺メバルを初めて釣りました。実は、それには自分にヒントを与えてくれた人がいるんですね。その人は、毎日、高浜方面で釣りをしています。その人と仲良くなり、その人も自分のことが気に入ってくれて、話をしているうちに尺メバルを釣るヒントを得ることができたんですね。「魚が釣れない人」というのは、きっとそんな人たちとのふれ合いの大切さを知らず、自分たちさえ楽しければそれでいいと、仕掛けを放置しながら平気で釣りをする人なんだと思います。
ちょっと、腹が立ったので。